ＪＲ東日本のＥ２１７系は、平成６(1994)年に登場。横須賀・総武快速線の１１３系置き換え用に製作された車両で、ダブルデッカーのグリーン車２両を組み込んだ近郊型初の４ドア車です。従前の１１３系同様に最大１５両編成で運行されています。
プロトタイプは、２～６次車のうち東急車輛で製造された妻板部にビートのないものです。製品は１１両の基本編成を３種に区分したセット（Ａ～Ｃ）と、４両の付属編成のセット（Ｄ）で発売しています。本セットは、増１号車（ｸﾊE216-1000）・増２号車（ﾓﾊE216-2000）・増３号車（ﾓﾊE217-2000）・増４号車（ｸﾊE217-2000）の４両で構成されています。
※写真は、付属品を取付けた状態です。(取付例)

車体はエッチング・プレス、前面はロストワックス、台車はＤＴ６１・ＴＲ２４６で共にダイキャスト製です。パンタグラフはＰＳ２８、キャブインテリア・客室内インテリアを装備、室内灯は白色ＬＥＤ仕様（グリーン車は小型ライトユニット）、前照灯・尾灯は電球仕様です。動力は、キャノンＥＮ２２一般モーターとＡＣＥギアシステム（２６００ＷＢ－軸距26.0㎜ φ10.5波打車輪－輪芯黒色）を搭載しています。

［付属品］
ナンバー　　　　　　　インレタです。図を参考にお好みの番号を転写してください。
標記類　　　　　　　　インレタです。お好みで図を参考に転写してください。
方向幕　　　　　　　　「逗子」を装着済です。添付品はお好みでご利用ください。
ワイパー　　　　　　　よく切れるニッパ等で切り離し、図を参考に少量のゴム系接着剤で貼付してください。
ＡＣＥカプラーⅡ　　　　基本編成との連結の際にダミーカプラーと交換してご利用ください。
乗務員ドア下ステップ　床下にネジ（1.7×2.0）止めします。
　　　　　　　　　　　※走行の支障となりますので、展示する時のみ装着してください。

<従来品との変更点>
・ナンバー、標記類が「デカール」から「インレタ」に変更
・車輪とギアが「エンドウ製」から「カツミ製」に変更
・中間の連結器が「ＡＣＥカプラー」から「ＡＣＥカプラーⅡ」に変更