183系1000番台は、老朽化した特急「とき」の181系の置き換えとして昭和49(1974)年に登場した直流型特急形電車です。181系の中には初期の20系や151系からの改造車も含まれており、経年による劣化が激しく、雪害による故障で長期運休も発生したことから、昭和47(1972)年に登場した183系0番台をベースに耐寒耐雪構造の強化が図られて投入されました。
昭和57(1982)年11月の上越新幹線開業に際しては、「とき」の全廃により新潟運転所から長野運転所に転属して、そして昭和61(1986)年には松本運転所と転属して中央本線の特急「あずさ」の運用に就いています。
今回は、屋根上グレー塗装、片側のパンタグラフが撤去される前の国鉄からJR初期の姿をプロトタイプとして製作しました。上越特急「とき」や中央特急「あずさ」などL特急全盛時代を再現してください。
商品仕様
製品名: | 183系1000番台 基本4両セット |
---|---|
型番: | 1-183-64 |
メーカー: | カツミ |
製造年: | 2024年 |
車体はエッチング・プレス製、前面はロストワックス製で、台車はTR69(クハ・サロ)・DT32(モハ)を使用し、共にダイキャスト製です。パンタグラフはモデルスイモン製PS16J(グレー)、キャブインテリア・客室内インテリアを装備、室内灯はチップ型白色LED仕様、前照灯・尾灯・ヘッドサインもLED仕様です。動力は、モハ183形式にキャノンEN22一般モーターとACEギアシステム(2600PB-軸距26.0㎜ φ10.5プレート黒メッキ車輪)を搭載しています。
[付属品]
ナンバー・標記類 インレタです。図を参考にお好みの番号、各種標記を転写してください。
ヘッドマーク 添付品をお好みでご利用ください。(とき・あずさ・白根・あまぎ・踊り子)※踊り子は絵幕、あまぎは文字幕のみ
側面方向幕 添付品をお好みでご利用ください。
列車無線アンテナ・サボ受・ワイパー・ハシゴ掛け
よく切れるニッパ等で切り離し、図を参考に少量のゴム系接着剤で貼付してください。
乗務員ドア下ステップ 床下にネジ(1.4×2.5)止めします。
※走行の支障となりますので、展示する場合に装着してください。